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陽気な哲学者 書評者名:池澤夏樹 初出:林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社)解説 初出... 陽気な哲学者 書評者名:池澤夏樹 初出:林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』(平凡社)解説 初出年月日:1993年6月 学者とは不自由なものだと素人は考えている。最初に専門分野を選んでしまえば、研究の経路はおのずから決まって、死ぬまでにどれほど遠くまで行けるかで生涯の価値が定まる。つまり、素人の目には学問というのはコースの決まった耐久レースのようなものと映っているのだ。こういうことになる理由は明快で普通の人にとって勉強とは上から与えられたカリキュラムの消化以外の何物でもないからだ。なすべきことは決まっており、それを何パーセントまで自分のものにしたかが成績として残る。学者は勉強するのが仕事なのだから、やはりその内容は決まっていて、何点取ったかで成績が決まるように思う。無理もない。 実際には、学者とは実に風とおしのよい、自由勝手な職業である。何をどう研究するかは自分で決めればいい。売