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『咲-Saki- (5)』(小林立、 スクウェア・エニックス)感想 - 石壁に百合の花咲く
盤石の展開。百合も快調 美少女麻雀百合漫画、第5巻。お話は県予選決勝、つまり咲vs衣の前半まで。闘牌... 盤石の展開。百合も快調 美少女麻雀百合漫画、第5巻。お話は県予選決勝、つまり咲vs衣の前半まで。闘牌はいよいよオカルト色を増し、ビジュアル表現も派手に。一方、ストーリーの進め方は盤石そのもので、百合も複数カップルが活躍中です。 ストーリーは基本に忠実 5巻まで読み進めてきて思うのが、『咲-Saki-』のストーリーはクリストファー・ボグラーが神話学者ジョーゼフ・キャンベルの説を元に提唱した「英雄の旅路」というストーリーテリングの骨組みにきれいに当てはまっているということ。ちょっとここまでの咲の旅路を、「英雄の旅路」の枠組み*1を使って振り返ってみましょう。 1. 日常世界(ordinary world) 場になじめないヒーローとしての咲。 2. 冒険への誘い(call for adventure) 和「もう1回…もう一局打ってくれませんか…」 3. 冒険の拒否(refusal of the
2014/07/10 リンク