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制御棒挿入用の「ふた」が損傷? 汚染水漏出の原因米専門家が指摘
福島第1原子力発電所で、タービン建屋の地下から高濃度の放射性物質を含むたまり水が見つかった。原子炉... 福島第1原子力発電所で、タービン建屋の地下から高濃度の放射性物質を含むたまり水が見つかった。原子炉圧力容器内にある燃料棒の損傷で、汚染された水が漏出したようだ。 国内の専門家は、圧力容器の底部が損傷しているのではないかと推測するが、具体的な場所は特定されていない。一方、米ワシントンポスト紙(WP)は原子力工学の専門家の見方として、圧力容器の下部にある制御棒挿入用の穴から水が漏れた疑いがあると説明した。 「黒鉛のふた」が高温と放射性物質で劣化 2号機のタービン建屋のたまり水からは、通常の原子炉内の水と比べて約10万倍と高濃度の放射性物質が測定された。1、3号機でも、タービン建屋の地下や、建屋の外につながる「トレンチ」と呼ばれるトンネルから放射性物質を含む水が検出されている。 原子力安全委員会は2011年3月29日、2、3号機について、圧力容器損傷の可能性に触れた。過熱した燃料棒を冷却するため
2011/04/01 リンク