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JSME「技術と社会」部門 ニュースレターNo.17 --特別寄稿 鈴木 孝
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JSME「技術と社会」部門 ニュースレターNo.17 --特別寄稿 鈴木 孝
蒸し暑い日本の夏からは想像し難いが「夏よ、久しかりけれ」とマダム・ノアイユは詠った。 その清々しい... 蒸し暑い日本の夏からは想像し難いが「夏よ、久しかりけれ」とマダム・ノアイユは詠った。 その清々しいイギリスの初夏に、「ジュピター」を求めてベドフォードを訪れた。 ベドフォードはロンドンの北、約70 km 程の田園の中の街である。 「ジュピター」とはローマの神ならぬ1923年に誕生したブリストル社製の航空エンジンで、 また後述する「モングース」とは毒蛇ハブ殺しの名手ならぬ1926年に誕生したアームストロング・シドレー社製の航空エンジンである。 ブリストル社は以後ローマ神話(ギリシャ神話)の神々を、またアームストロング・シドレー社はジャガーなど肉食獣をそれぞれの新エンジンの名称とした。 さて、1931年日本陸軍は初めての国産戦闘機を制式採用した。中島製で仏人マリー技師を主務とし、 後、第二次大戦中に活躍した隼とか疾風とかの名戦闘機の生みの親となる小山悌技師それに大和田繁次郎技師が協力して設計し