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プロ野球は契約更新の時期に入り、さまざまな移籍のニュースが飛び交っている。その中に１９９３年オフから導入されたフリーエージェント（ＦＡ）制がある。１シーズン１５０日以上１軍登録をしたシーズンが９シーズンあれば、ＦＡの権利を得て、自由にすべての球団と選手が契約交渉をできるという制度だ。この制度では、権利と義務の関係がわかりやすい。 一方、最近｢人権｣について話しをした機会に、聴衆の一人から質問があった。義務を果たしていない人に人権というのはおかしいのではないでしょうか。またかと思った。 この国では、基本的な人権教育が行われていないためにこの質問によくぶつかる。｢人権｣を人間の権利と考えれば、権利・義務の関係から言って、そういう論理が成り立つようにも見える。 日本では結構偉い政治家でも同じようなことをいう人がいる。では、納税の義務を果たしていない人は、警察の取り調べで拷問を受けても

[K416]

「「人権」には、実は対概念となる義務はないのだ。いかなる人、どのような状況にある人に対しても、普遍的に保障されなければならない権利が「人権」である」←共有されるべき大事なこと。

[Doen]

『納税の義務を果たしていない人は、警察の取り調べで拷問を受けてもしかたがないのだろうか。勤労の義務を果たしていない人は、病気になっても医者に見てもらえないのだろうか。 』わかりやすい説明