河北新報 東北のニュース／牧草から許容値５倍のセシウム 宮城・丸森

牧草から許容値５倍のセシウム 宮城・丸森 宮城県は１８日、丸森町筆甫南山の町営牧場の牧草から１キログラム当たり１５３０ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。乳用牛と肥育牛が食べる牧草の国の許容値３００ベクレルの５倍以上で、県は県内全域の畜産農家に対し、牧草の使用自粛を要請した。 県畜産課によると、牧草のモニタリング調査は１１日、丸森町と仙台市、大崎市、栗原市の計４カ所で、福島第１原発事故発生後、初めて行った。 放射性セシウムは、大崎市岩出山の県農業公社牧場でも３５０ベクレルと許容値を超えた。仙台市太白区の宮城大坪沼農場は１２０ベクレル。放射性ヨウ素は丸森４０ベクレル、仙台５ベクレルで、許容値の７０ベクレルを下回り、大崎は不検出だった。栗原市の市営牧場は牧草を採取できなかった。 県は乳用牛と肥育牛の放牧を自粛し、刈り取った牧草を与えないよう畜産農家に呼び掛けた。県内の乳用牛、

[akirahs]

丸森町はともかく、大崎市岩出山というと、原発からはかなり距離がある。相当広範囲に影響が出てくる可能性が。