河北新報 東北のニュース／震災の地に鎮魂の森を 岩手・宮城内陸地震の栗原・栗駒

震災の地に鎮魂の森を 岩手・宮城内陸地震の栗原・栗駒 駒の湯温泉付近でドングリを拾う参加者ら ３年前の岩手・宮城内陸地震の被災地で集めたドングリや木の実を都市住民や子どもが育て、２年後に東日本大震災の被災地に植える「緑の国プロジェクト」の種拾いツアーが１６日、宮城県栗原市栗駒の栗駒山などで行われた。 プロジェクトの願いは、復興祈願と東北の森の復活。森林再生活動をしているＮＰＯ法人ドングリの会（岐阜県高山市、稲本正会長）が、同法人「森は海の恋人」（気仙沼市）の畠山重篤代表らと連携し、５月に始まった。 被災地にスギ材の復興住宅を建て、伐採後の森林や復興住宅の敷地、公園などに市民が育てた落葉広葉樹の苗を植える。木の実はツアー参加者やドングリの会関係者が育てるほか、育苗キットとともに通信販売をする。 ツアーには、活動を支援する通販大手のフェリシモ（神戸市）の顧客ら約１５人が、東京や仙台などか

[SasakiTakahiro]

プロジェクトの願いは、復興祈願と東北の森の復活。

[el-pescador]

（河北）震災の地に鎮魂の森を　岩手・宮城内陸地震の栗原・栗駒　ＮＰＯ法人ドングリの会が、「森は海の恋人」らと連携　被災地にスギ材の復興住宅を建て、伐採後に市民が育てた落葉広葉樹の苗を植える。