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河北新報 東北のニュース/共同墓地近く整備 身元不明の遺骨を供養 陸前高田市
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河北新報 東北のニュース/共同墓地近く整備 身元不明の遺骨を供養 陸前高田市
共同墓地近く整備 身元不明の遺骨を供養 陸前高田市 保管されている身元不明の遺骨に手を合わせる熊谷... 共同墓地近く整備 身元不明の遺骨を供養 陸前高田市 保管されている身元不明の遺骨に手を合わせる熊谷住職 東日本大震災で岩手県内最多の死者を出した陸前高田市が、震災で犠牲になった身元不明の遺骨を埋葬するため、共同墓地の整備に乗り出す。震災から間もなく1年になるが、不明者の身元確認が少しずつ進んでいることもあり、多くの被災自治体は整備に二の足を踏んでいる。 墓地は、同市米崎町の普門寺の敷地内に設ける。市から相談を受けた熊谷光洋住職(60)が用地提供を申し出た。寺は現在、行方不明の遺骨34体を保管している。 市は墓地設置費2000万円を本年度補正予算に計上、年度内の整備を目指す。墓は1人ずつ区画し、身元判明後は速やかに遺族に引き渡すため、簡素な造りにする。 熊谷住職は一時、市内で見つかった身元不明の遺骨360体分を預かった。今も残る遺骨の前で毎日線香を上げるなど、供養は欠かさない。「名前は