河北新報 宮城県内陸 道路悲鳴 震災復興 大型車往来

道路悲鳴 宮城内陸部、大型車往来 大型車の通行で傷んだ路面。ダンプカーがくぼみをよけながら走る＝４月上旬、宮城県大郷町東成田（写真は一部を加工しています） 東日本大震災の復旧・復興工事が本格化する中、被災地の沿岸部に加え、宮城県内陸部でも大型車両の走行が増え、道路の損傷が深刻化している。内陸部には土砂などの採取場が集中しており、大型車両の往来が激しい。道路を管理する地元自治体は復興交付金など国の財政支援を求めるが、被災地ではないため、復興庁は「想定外」と難色を示している。 宮城県大郷町東成田地区の町道。大型ダンプカーが頻繁に行き交う。近くに土取り場があり、大量の土砂を載せて沿岸部に向かう。路面には幅１メートル弱のくぼみがあり、よけるダンプカー同士が蛇行しながら擦れ違う。 町内にある土砂採取場は１０カ所。町によると、周辺の町道３路線計約７．６キロで特に傷みが激しく、ひび割れやくぼみが発生

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道路悲鳴　宮城内陸部、大型車往来