河北新報 東北のニュース／米沢市教委、舘山城本丸跡を調査へ 伊達家本拠裏付け目指す

米沢市教委、舘山城本丸跡を調査へ 伊達家本拠裏付け目指す 発掘調査に向け、準備が進められている舘山城本丸跡 仙台藩祖伊達政宗ら伊達家３代（１５４８～１５９１年）が米沢支配時代、本拠にしていたとみられている舘山城跡について、山形県米沢市教委は本年度、本丸跡の本格的な発掘調査に入る。現地の下草刈りなど準備を進めており、７月初旬にも発掘に着手する予定だ。 調査は本丸跡約２０００平方メートルが対象。発見する目標を、（１）本丸にふさわしい回廊を巡らせた建造物の遺構（２）殿様クラスが所持していた陶磁器類などの遺物－などに置き、伊達家の本拠地を裏付けるような調査結果を目指す。９月まで続ける計画だ。 舘山城跡の調査は、市教委が２００１年、舘山城北側から家臣団のものと推測される武家屋敷跡を発見したのがきっかけとなった。１０年に舘山城一帯約２８万平方メートルを対象に調査を始め、これまでに、二の丸部分に当た

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仙台藩祖伊達政宗ら伊達家３代（１５４８～１５９１年）が米沢支配時代、本拠にしていたとみられている舘山城跡