神戸新聞｜丹波｜デジタル授業スタート 丹波市の２小学校

学校教育でＩＣＴ（情報通信技術）機器の活用法を探る研究が、丹波市立三輪小学校（同市市島町酒梨）と小川小学校（同市山南町井原）でスタートした。両校の４〜６年生全員にパソコンを配布。児童用には補助教材が組み込まれており、教師用と無線通信もできる。事業費はすべて国の負担で、県内での導入は両校のみ。市教育委員会は「情報化時代を生きる力を身に付けさせたい」と話す。（桑野博彰） 教育分野の情報化を支援する国の交付金を使った事業で、全国２４市町村の４６小中学校で実施されている。両校には昨年度末までにパソコン１１９台と、パソコン画面を映して書き込みなどができる６５インチの電子黒板６台など計約９千万円分が運び込まれた。両校とも専門の支援員が各１人配置されており、授業をサポート。市は２０１３年度まで毎年度、両校での研究成果を国に報告する。 三輪小６年生の算数の時間。児童の机には教科書とともにパソコンが並ぶ。画

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