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哲学の劇場 > Geo-Philosophical Book Map > 大森荘蔵『知の構造とその呪縛』
科学はどのように世界を把握する学問なのか。そしてその把握の仕方にはどのような問題が孕まれているの... 科学はどのように世界を把握する学問なのか。そしてその把握の仕方にはどのような問題が孕まれているのか。これらの問題を、科学の歴史における思考の変遷を確認しながら検討し、解決案を提示すること。これが本書における大森荘蔵の目的である。 大森は、科学による自然現象の記述(説明)は自然を〈死物化〉している、と言う。ここで〈死物化〉とは、科学が自然現象を記述するさいに、その記述から、人間の感覚や感情に関わることを排除することを指している。 自然科学による記述の特徴は、現象を物質とその運動の法則という同一性に還元することにある。その記述には、人間の「心」(主観や感情)が入り込む余地はない。ほかならぬ私が世界をどのように眺め、そこからどのような触発を受けたのか、ということがらは科学の記述に場所を持たない。むしろ、科学は一般性の水準で世界を把握することを目指しており、「誰が?」という問題ははじめから埒外にあ
2005/07/06 リンク