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「設計図は最終処分場」 中間貯蔵施設会議 専門家が不備指摘 | 東日本大震災 | 福島民報
県の「中間貯蔵施設に関する専門家会議」の第1回会合は28日、福島市の杉妻会館で開かれた。専門家か... 県の「中間貯蔵施設に関する専門家会議」の第1回会合は28日、福島市の杉妻会館で開かれた。専門家からは東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌を将来的に中間貯蔵施設から最終処分場に運ぶための掘削方法の説明が不十分などとする意見が出された。 廃棄物が専門の小野雄策日本工業大教授は「(中間貯蔵施設の)設計図からは最終処分場に見える。(最終処分場に搬出する際の)掘削する方法も明示すべき」と指摘。環境省の担当者は「まずは施設の安全性に最大限配慮している。掘削方法は今後、検討したい」と答えた。 中間貯蔵施設に汚染土壌などを運び込むための交通対策について同省は「最大の課題の1つ。新たな道路が必要になるのかを含め、今後考える」とした。施設から汚染土などが漏れ出る可能性についての指摘に対しては「漏れ出た場合の技術的、社会的影響を検討したい」との考えを示した。 会議は水質や放射性物質研究などが専門の大学教授ら6
2017/07/15 リンク