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みずほ情報総研 : Report:ビッグデータ時代に向けて解決されるべき問題とは
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みずほ情報総研 : Report:ビッグデータ時代に向けて解決されるべき問題とは
データの利活用を進めるには、取り組むべきさまざまな課題がある。 セキュリティ対策やプライバシー保護... データの利活用を進めるには、取り組むべきさまざまな課題がある。 セキュリティ対策やプライバシー保護に関する取り組み、データ分析を行う人材の不足などはその代表的なものだ。先進企業の取り組みから課題解決のヒントを探る。 データの利活用にあたり注意すべきポイントの一つに個人情報やプライバシー保護への対応がある。これは特に消費者行動履歴を収集・利用しようとする企業が直面する課題でもある。従来のマーケティング分析よりさらに踏み込んだ知見を得ようとしているEコマース大手の楽天株式会社では、どのような取り組みを行っているのだろうか。 同社は会員の属性や商品購入履歴などを集約したマーケティングデータベース「楽天スーパーDB(データベース)」の運用を2008年から開始した。同社では、金融以外の各事業のシステム開発部門は1つに集約されており、会員情報も共通化されていたが、購買履歴や宿泊データなど事業固有の情報