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高山 誠司氏、久保 健一氏:植物は自分と他者を区別する | 著者インタビュー | Nature Plants | Nature Portfolio
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高山 誠司氏、久保 健一氏:植物は自分と他者を区別する | 著者インタビュー | Nature Plants | Nature Portfolio
高山氏: このアブラナの写真を見てください(図1)。同じアブラナでも、非自己(他の植物体)の花粉が... 高山氏: このアブラナの写真を見てください(図1)。同じアブラナでも、非自己(他の植物体)の花粉が雌しべに付いたときにだけ、変化が起こります。 非自己の花粉は水を吸って膨らみはじめ、花粉管が下方に伸びていきます。そして、花粉に含まれていた精細胞が、花粉管を通って雌しべの根元にまで運ばれ、卵細胞と受精して種子が作られます(図2)。 多くの植物は、自己の花粉を排除する性質(自家不和合性)を持っています。近親交配が起こると遺伝情報の多様性が失われていきますが、それを避けるような性質が進化してきたと考えられます。花粉を識別するのにどのような仕組みが働いているのかは謎で、人々は長い間不思議に思っていました。ダーウィンもその一人だったようですが、最近研究が進み、ようやく分子レベルの仕組みが明らかになってきました。 S遺伝子が自己と非自己の認識を決める ―― これまでの研究で、どのようなことが明らかにな