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NEDO海外レポート NO.1027, 2008.8.13 【電子・情報通信技術特集】 驚くべきグラフェンの電子特性... NEDO海外レポート NO.1027, 2008.8.13 【電子・情報通信技術特集】 驚くべきグラフェンの電子特性(米国) 赤外線シンクロトロン放射光によるグラフェン・エレクトロニクス研究 グラフェンは炭素の 2 次元結晶形態で 6 角形に配置された単層の炭素原子であり、各連 鎖に炭素原子を持つ 1 枚の金網のようである。自立物体としての、このような 2 次元結晶 は、 2004 年に英国マンチェスター大学の物理学者が実際にグラフェンを作るまで、 作成す ることはおろか存在することさえ不可能と考えられていた。 図 1.グラフェンは 6 角形に配置された単層の 炭素原子から構成された 2 次元結晶である. (Credit: LBNL) 現在、米国エネルギー省(DOE)の先進光源施設(ALS:Advanced Light Source)、DOE ローレンス・バークレー国立研究所