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タイ軍政が解散、タクシン派復権で苦い結末|タイ発ニュース速報|newsclip.be
【タイ】2006年9月のクーデターで設置されたタイ軍部の権力機関、国家安全保障評議会(CNS)が22日、最後の... 【タイ】2006年9月のクーデターで設置されたタイ軍部の権力機関、国家安全保障評議会(CNS)が22日、最後の会合を開き、解散を発表した。昨年12月の下院選挙を受け、タクシン前首相派による連立政権発足が決まったため。CNSにとっては、武力で放逐したタクシン派が選挙で復権するという苦い結末となった。 CNSはソンティ陸軍司令官(2006年当時)によるクーデター成功後、陸海空軍の司令官、警察長官らで結成され、立法、行政の全権を掌握し、憲法廃止、上下両院と内閣の解散、暫定政府の設置などを命じた。ただ、当時のルアンロート国軍最高司令官、コーウィット警察長官らはクーデターに反対で、ルアンロート氏は2007年9月に定年退官後、タクシン派政党に入党した。 CNSは暫定政府の設立後、軍・警察の意見調整、治安対策などに任務を縮小し、昨年12月の下院選でのタクシン派潰し以外、目立った動きはなかった。 2006
2008/01/23 リンク