危機時の金利終わった＝オーストリア中銀総裁 | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

７月７日、ＥＣＢ理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は、ＥＣＢの利上げ決定は、金利を金融危機時の水準に維持する必要のないことを示しているとの考えを示した。写真は２０１０年７月、ウィーンで（２０１１年 ロイター/Leonhard Foeger） ［ウィーン ７日 ロイター］ 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は、ＥＣＢの利上げ決定について、金利を金融危機時の水準に維持する必要のないことを示しているとの考えを示した。オーストリア通信（ＡＰＡ）が７日、報じた。 ノボトニー総裁はＡＰＡとのインタビューで「危機時の金利は終わった」と述べた。 インフレ率について、ＥＣＢは「２０１２年に再び２％に近い水準になる」と予想しているとした上で、「動向を引き続き注意深く監視する」とした。 また一部周辺国の財政状況については「実に深刻かつ厳しい」との認識を示した。

[news_creeper]

危機時の金利終わった＝オーストリア中銀総裁