第2四半期カナダＧＤＰ、リセッション以来のマイナス | ビジネス | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

［オタワ ３１日 ロイター］ カナダ統計局が３１日発表した第２・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）は年率０．４％減と、２００８─０９年のリセッション（景気後退）以来のマイナスとなった。東日本大震災などの一時的要因が影響した。 ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値は０．１％増、第１・四半期は３．６％増だった。 ＣＩＢＣのシニアエコノミスト、ベンジャミン・タル氏は第２・四半期のＧＤＰについて「カナダ経済の実際の健全性を反映していない」とし、第３・四半期には回復が予想されると述べた。 第２・四半期は、東日本大震災を受けた自動車業界の供給寸断や、山火事などによる石油・ガス生産減少の影響で輸出が減少したことが響いた。一方、民間設備投資や住宅投資、個人消費支出は増加した。 フレアティ財務相は６月単月のＧＤＰが良好だったことに言及し、「カナダ経済は依然力強く、消費や民間設備投資は引き続き拡大している」と

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第2四半期カナダＧＤＰ、リセッション以来のマイナス