遮断機開いた踏切にオーバーランで進入 - 社会ニュース : nikkansports.com

東京都小平市の西武鉄道多摩湖線青梅街道駅で４日夜、上り普通電車（４両編成）が停止位置を約３０メートル通り過ぎ、遮断機が完全に下りていない踏切に誤って約７メートル進入していたことが５日、分かった。西武鉄道が明らかにした。 西武鉄道によると、オーバーランがあったのは４日午後７時４０分ごろ。踏切内に人や車はおらず、けが人はなかった。男性運転士（５７）は「考え事をしていてブレーキが遅れた」と話している。 踏切は駅に隣接し、幅約１４メートル。遮断機計４本のうち２本が下りる途中だった。 電車には乗客約８０人がおり、いったん駅に戻って４分遅れで運転を再開した。 同社は今後、青梅街道駅に、電車が誤通過しそうになると強制的にブレーキをかける装置を設置するとしている。（共同） ［2010年8月5日22時14分］