徳田家抜きの選挙は様相一変 - 社会ニュース : nikkansports.com

医療法人徳洲会グループの選挙違反事件で徳田毅氏が議員辞職し、告示された衆院鹿児島２区補選。金権選挙の象徴といわれた「保徳戦争」以降、初めて徳田家が出馬しない選挙は、前回までと様相が一変した。有権者に投票を促す電話が消え、大票田の１つ奄美大島では、期日前投票が激減。毅氏の“後継者”の自民党候補は、父虎雄氏の宿敵の元秘書。因縁めいた戦いでもある。「消えた徳田家」が今回も、戦いの鍵を握るのだろうか。２７日投開票。 鹿児島２区大票田の１つ奄美大島。補選告示後、過去の選挙との違いを感じる有権者がいた。６０代の女性は「『選挙に行ってください』の電話が、かかってこない。静かで選挙の感じがしない」と話した。別の６０代女性は「徳田氏以外の人の話を初めて聞こうと思った」と打ち明けた。「徳田さんが出ていない。興味はない」と話す男性も。キーワードは、出馬していない「徳田氏」だ。 同島や、徳田虎雄氏のふるさと徳之島