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脱線事故を冷静に見つめた被害者 / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社
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脱線事故を冷静に見つめた被害者 / SAFETY JAPAN [書評] / 日経BP社
文字がそんなに多いわけではないし、文章が晦渋(かいじゅう)なわけではない。本を読むのが苦手な人で... 文字がそんなに多いわけではないし、文章が晦渋(かいじゅう)なわけではない。本を読むのが苦手な人であっても、さっくり2時間もあれば読み終わる本だ。しかしその内容は「重い」などという一言で片づけられるものではない。2005年4月25日に発生し、死者107人を出す大惨事となった福知山線脱線衝突事故。その列車の1両目に乗り合わせ、生還を果たした記録なのである。 同事故では、脱線した車両がマンション1階の駐車場に突っ込み、1両目は壁面に激突してぐしゃぐしゃにつぶれた。当初救助に当たった人々は、残った2両目が先頭車両だと誤認し、やがて「車両の数が合わない」と気が付いて1両目が完全につぶれていることに気が付いたという。それほどひどい状況の中から著者の吉田恭一氏は辛くも生還した。 希有なことに吉田氏は鉄道マニアでもあり、鉄道に関して一般人以上の知識を持ち合わせていた。本書は、人並み以上の知識を持つマニアの