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OUTSIDE IN TOKYO / ヴィム・ヴェンダース 『パレルモ・シューティング』レビュー
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OUTSIDE IN TOKYO / ヴィム・ヴェンダース 『パレルモ・シューティング』レビュー
プールサイドで、子どもの頃に泳ぎを覚えなかったのがそもそもの間違いだった、と呟くドイツのロック・... プールサイドで、子どもの頃に泳ぎを覚えなかったのがそもそもの間違いだった、と呟くドイツのロック・ミュージシャン、ガンピーノが演じる主人公フィンの一言は、この世に存在する少なからぬカナヅチ諸君の心を鷲掴みにするだろう。「水泳が下手な人は、世渡りも上手くない」という格言もあながち出鱈目ではないかもしれないと思い始める程度に齢を重ねた者には、フィンの呟きは一際真実味を帯びて響くかもしれない。そんな弱音を吐きながらも、つり上がった攻撃的な眉が印象的な表情を作る、ガンピーノの不敵な面構えに惹かれ、久々にノワールな気配を感じさせるヴェンダースの新作に引き込まれた。 泳ぎは苦手としているが、ブッ飛んだファッション・フォトグラフを、商業映画並みのセットを組んで演出していく彼は、セレブな売れっ子カメラマンだが、子供も持たず、妻との生活にも破綻を来している。私生活は荒み、ファッション業界の表層的過ぎる仕事にも