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* 旅のノートから
評 論 真木悠介 メキシコに行く前は、バスの時間を見て家を出たので、バスの待つ時間を惜しんでいた... 評 論 真木悠介 メキシコに行く前は、バスの時間を見て家を出たので、バスの待つ時間を惜しんでいたが、今は、時間を見ないで家を出るのでバスを待つ時間が長くなった。───の部分をまとめればこれで済む。ところが、表現の視点から言えば、この冒頭は名文である。いきなり「メキシコ」である。外国をあげるのは常套手段としてあるのだが、その外国というのは全てと言っていい程欧米である。あるいは、穴ねらいである。ところがメキシコというメジャーでもなしマニアックでもなしの国名から入る所にこの人のすごさがある。それは一見見過ごされがちだか、わかる人にはわかる、わからない人も読めばわかるようになるという自信の表れである。そして、「奇妙なこと」と、何が?という疑念を読者に喚起させ、「バスを待っている時間が多くなったのだ」と肩すかしを食わせる。ところがこれは本当の意味の遊びで、「時間」というこの評論のバックボーンである