リプレイがRPGを滅ぼす

現在の日本RPG界を築き上げた立役者はリプレイでした。 しかし今リプレイがRPGを滅ぼそうとしています。 文責：鏡 はじめに かつて一部の者が輸入版によってのみ遊んでいたRPGは、この十年間で大いにその対象を増やしました。その広がりの立役者は、この業界の頂点に立ったといっても過言ではないグループSNEと、彼らがRPG紹介に最適の手法として提唱する“リプレイ”という表現形態でした。SNEのみならず数多くの者によって多数のリプレイが著され、それらが数多くの(特に若年の)者たちにRPGの存在を知らしめ、興味を持たせ、そして参加させていきました。小説、漫画、アニメ以外の物語構築手法を知った彼らの幾割かは、熱心な遊び手となりました。現在のRPG界はリプレイが育てたものであると言ってよいと私は考えます。 しかし私の体験から判断するに、今のRPG界は奇妙な停滞に囚われています。惰性と馴れ合いが、物語創造

[nano_001]

『しかしリプレイには、「プレイ上達の資料にならない」「悪いマニュアルとなりうる」「質を向上させにくい」などの問題点があります。』 / TRPGはやったことないけどリプレイは子供のころに読んでた。懐かしい。

[mind]

ひとつは「物語の登場人物ではなくゲームの参加者を描写している」こと、もうひとつは「小説などに比べて作成が容易である」 ――リプレイをマネする だけ では創造がない、と。

[knsr]

trpg:ゲーム外の経験や知識がプレイに影響するのは確か。ただ、リプレイが役に立たないって事もないと思う。普段から読書しない人は、リプレイに影響される割合も高くなる、って事かしら・・・。