世界初、左右別の靴下「Ｒ×Ｌ ＳＯＣＫＳ」 トップアスリートも愛用

「足や靴には左右がある。靴下にも左右があれば、最高の履き心地に一歩近づくのではないか」。こんな発想から生まれたのが、武田レッグウェアー（富士見市）が開発した世界初の左右別設計ソックス「Ｒ×Ｌ ＳＯＣＫＳ（アールエルソックス）」だ。ロンドン五輪・重量挙げ女子４８キロ級銀メダリストの三宅宏実選手（新座市出身）、男子マラソン日本代表の藤原新選手らも愛用。トップアスリートの活躍を支える唯一無二のソックスが誕生した真相に迫る。 ■究極の履き心地を追求 「Ｒ×Ｌ ＳＯＣＫＳ」は親指側を長く小指側を短くし、親指側を小指側より高く編む特殊な製法で左右の足の形にフィットさせている。武田進社長（７４）は「できるだけ素足に近づけ、究極の履き心地を目指した」と力を込める。 １９９７年に特許を登録し、２０００年にソックスとしては初めてグッドデザイン賞を受賞。左右別の立体５本指製品も開発し、０５年には日本ウォーキング