「レッドアロークラシック」が運行開始 西武鉄道

西武鉄道は特急レッドアロー号の車両１編成を、西武秩父線開通時の「初代レッドアロー号」の塗装色に塗り替え、「レッドアロークラシック」として、２７日から西武池袋線・秩父線で運行を開始した。 初代車両は１９６９年１０月、西武秩父線（吾野－西武秩父駅間）の開通と同時に特急専用車両としてデビュー。９５年１０月に引退するまで奥武蔵や秩父方面への観光、通勤輸送手段として活躍した。 始発の池袋駅で出発式が行われ、金杉和秋鉄道本部長、初代レッドアロー号一番電車の元運転士新井敏三さんらがテープカット。臨時特急電車は全国から集まった鉄道ファンらを乗せて、西武秩父駅に向けて出発した＝写真。 同車両は西武新宿線でも順次運行される。