県警、遺族証言を否定 弁護士殺害事件、「供述で確認できず」｜さきがけonTheWeb

県警、遺族証言を否定 弁護士殺害事件、「供述で確認できず」 秋田市の弁護士津谷裕貴さん（５５）が自宅で刺殺された事件で、県警は２７日、事件の検証結果と再発防止策について県議会教育公安委員会に報告した。津谷さんの妻良子さん（５３）の目撃証言が県警の説明とは食い違っていることについて、県警は「現場の警察官や被告の供述からは確認できなかった」などと説明し、良子さんの目撃証言を事実上否定した。 目撃証言と県警の説明が食い違っているのは「警察官が現場に駆け付けた際の状況」と「警察官が津谷さんから拳銃を取り上げようとした際の状況」の２つの場面。良子さんは、警察官が駆け付けた際、津谷さんと良子さんと菅原勝男被告（６６）＝殺人罪などで起訴＝の３人が台所でもみ合っており、拳銃はまだ被告が持っていたと異論を唱えていた。また刺される直前に警察官２人が津谷さんの両腕を持ち上げ、３人が横一列に被告と正対しており、