北杜・金田一春彦図書館を増築 - 山梨日日新聞 みるじゃん

北杜市金田一春彦記念図書館が増築され、言語学者の故平山輝男博士の家族が寄贈した言語学などの本や資料約４５００冊が、新たに閲覧できるようになった。同館は「言葉に関する図書館として、充実した蔵書になったと思う」としている。 増築したのは同館東側で、面積は約６７平方メートル。昨年１０月に着工し、今年３月に完成した。２００７年に平山博士の家族が、平山博士が集めていた方言などの本や資料、約１万８千点を同館に寄贈。閲覧スペースが足りなかったことから、増築を決めた。 広げたスペースには、平山博士の家族が寄贈した本約２５００冊のほか、北杜市にゆかりのある著者のコーナーを設置。歴史学者の色川大吉さん、社会学者の上野千鶴子さんの本をはじめ、同市の住民から寄贈された本約２千冊も読むことができる。 同館によると、言葉に関する資料が多いことから、言語学者や言語学を学ぶ学生らがよく訪れているという。ガラス張りで

[kuzan]

平山輝男寄贈も閲覧に供す