東北電・原町火力、前倒しで復旧 収支改善に効果 - 主要ニュース - ニュース - 電気新聞

東北電力の海輪誠社長は３１日の記者会見で、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた原町火力発電所２号機（石炭、１００万キロワット）が今月３日に試運転入りし、発電を開始すると発表した。９月末時点では、発電開始の時期を１１月下旬としていたが、１カ月程度早める。同様に１号機（石炭、１００万キロワット）の試運転も、１２月末から前倒しして開始する方針だ。 原町火力は１、２号機を合わせ２００万キロワットの出力を誇る同社主力の発電所。燃料には低廉な石炭を用いるため、発電が再開されれば、１日で約２億円の収支改善効果が期待できるという。 海輪社長はまた、料金改定に関して「回避を目指し、最大限の効率化を図るが、収支環境が非常に厳しいことから、このままの状況が続けば検討せざるを得ない」とし、値上げも視野に入れる考えを示した。検討を始める具体的な時期などには言及しなかった。 （本紙１面より抜粋） >>ウェブサイトの記

[nobuharasawa]

200万KWの石炭火力は１日で約２億円の収支改善効果あり　RT@