信濃毎日新聞［信毎web］ 阿部知事へ 新しい風どう吹き込む

阿部守一氏が新人３人の争いを制した。 安定を取り戻したと評価された村井仁知事の県政運営に、新しい流れを取り込む道を県民は選んだ。 村井県政の継承を唱えた腰原愛正氏との差はわずかだった。次のリーダーに誰がふさわしいのか、県民の迷いが表れている。改革の姿勢に加え、旧自治省職員や県の副知事、横浜市の副市長を務めてきた阿部氏の行政経験も、期待に結びついたのだろう。 阿部氏には、腰原氏を推した市町村長や経済人らとも対話を重ね、自ら強調した「県民主権」の実現を目指してもらいたい。 ＜政策の行程表を早く＞ リニア新幹線のルート、北陸新幹線の延伸に伴う並行在来線の存続、松本空港の活性化、地域交通網の整備…。山積する重要な課題にどう対応するのか、阿部氏の姿勢にはあいまいな部分もあった。関係者の声をくみ取り、方針を詰めなければならない。 経済・雇用、医療・福祉、子育て・教育の充実を求める県民の声は

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8月9日付信濃毎日新聞社説「52･70％の投票率である。県知事選では過去最低となった。残念な結果だ。それぞれの立場でしっかり検証しておきたい」他人事のように書いているが最大の原因は信濃毎日新聞ではないか？