双極性障害｜【イベント】「自分は病気じゃない！」という人への対応方法｜すまいるレポート｜こころの健康情報局 すまいるナビゲーター[すまいるナビ]

「自分は病気じゃない！」という人は少なくありません。いわゆる病識がないという状態ですが、このように病識がないと精神科への受診につながらないため、家族や周囲の人たちは大変な苦労を強いられます。 「自分は病気じゃない！」という人には、2つのタイプがあると思います（表1）。 1つは、そもそも本人に病気に対する自覚がまったくないタイプです。たとえば、風邪をひいたり、お腹が痛いといったような身体に症状が出る病気だと何の疑問をもつことなく病院に行こうという気になります。その背景には、風邪や腹痛に対する情報が世の中にたくさん氾濫していて症状と病気が容易に結びつきやすいこと、また身体疾患であることから本人が症状を自覚しやすいといったことがあげられます。ところが精神症状に対しては、最初から自分が精神疾患であることを疑う人はまずいません。精神疾患の場合には、身体疾患のように症状に関する情報が身近にあるわけで

[kentanakamori]

“実は本人は病気に対する自覚はなんとなくもっているのだけれど、そのことを認めたくないというタイプで、意外とこのタイプの人が少なくないのです。”