名古屋の街をＳＬが実験走行、２００人を乗せ ― スポニチ Sponichi Annex 社会

名古屋の街をＳＬが実験走行、２００人を乗せ 名古屋駅周辺の高層ビルをバックに走る「ＳＬあおなみ号」 Photo By 共同 市街地に懐かしい汽笛の音が響いた――。蒸気機関車（ＳＬ）Ｃ５６形１６０号機が１６日、抽選で選ばれた約２００人を乗せ名古屋臨海高速鉄道あおなみ線を走った。鉄道をキーワードにしたまちおこしを目指す河村市長が発案し、定期運行に向け排煙や騒音などの問題を検証するための実験走行。名古屋貨物ターミナル駅までの約５キロ区間を１６、１７両日に計６往復する。市の乗車募集に対し、定員１２００人の１００倍となる１２万人超の応募が全国からあり、乗車枠は“狭き門”となった。 名古屋市によると、１６日は、市が用意した沿線の観覧場所などに１万８０００人程度が詰め掛けた。