【イマドキの仕事人】前向きな別れを演出「離婚式プランナー」― スポニチ Sponichi Annex 社会

【イマドキの仕事人】前向きな別れを演出「離婚式プランナー」 旧老旧婦の前で司会進行を務める寺井さん（右） Photo By スポニチ 昨年の国内離婚件数は２１万７０００件（厚労省・人口動態統計の年間推計から）。３組に１組が離婚をする時代ともいわれる昨今、「離婚式」が行われているのをご存じだろうか。新郎新婦ならぬ“旧郎旧婦”が、家族や友人に向かって再出発の決意を表明。式の生みの親で、“円満離婚のおくりびと”として、企画運営に携わる男性を訪ねた。 「本日は旧郎旧婦の離婚式にお集まりいただきありがとうございます」。都内のレストランで、司会を務める寺井広樹（３６）は、凜（りん）とした表情で、約２０人の参列者を前に話し始めた。 まず、２人が離婚に至った経緯を説明。参列者は神妙な面持ちで耳を傾けている。２人からのスピーチ、友人代表のスピーチを経て、式はクライマックスを迎える。結婚指輪をハンマーで

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「現在年間約７０組の申し込み」離婚が当たり前のものとなった社会ではこういうのがあっても良いよね。