東京新聞:秘密文書 緊急時廃棄も 首相追認、例外と強調:政治(TOKYO Web)

安倍晋三首相は三十一日の衆院予算委員会で、特定秘密保護法の運用をめぐり、指定した特定秘密の文書を、緊急時には指定期間中でも政府の判断で廃棄する可能性があるとの見解を示した。 政府はこれまでも特定秘密が例外的に途中で廃棄される可能性があることを認めていたが、首相も追認した。秘密保護法は国民の「知る権利」を侵す恐れが強く、野党からは国民に見えないところで特定秘密廃棄がなし崩しに広がっていくことへの懸念の声が出ている。