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東京新聞:見るも楽しい装丁本 江戸川区中央図書館「造形と歴史」展:東京(TOKYO Web)
ページ全体をずらすと、女性の絵が小口部分と上下に表れる小口絵本などを展示した江戸川区中央図書館の... ページ全体をずらすと、女性の絵が小口部分と上下に表れる小口絵本などを展示した江戸川区中央図書館の企画展(同区提供) 本の歴史や美しい装丁などを紹介しようと江戸川区中央図書館(中央)は、企画展「本 その造形と歴史」を開いている。十八日まで。美術品として鑑賞できる貴重な本を含む約百六十冊を展示するほか、製本工芸の体験イベントもある。 目玉は、小口絵本と呼ばれる十八冊の展示。背表紙の反対側にあり、紙が重なる「小口」と呼ばれる部分に絵を描いた絵本だ。小口絵本は十七世紀ごろから英国で流行した。一九一三年刊行の詩集の場合、本を閉じた状態の小口は金色だが、紙全体を少しずらすと上下を含む三方に女性の絵が現れる。
2012/11/13 リンク