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身体表現性障害の概要 (特集身体表現性障害)
はじめに ケースカンファレンスで研修医に鑑別診断を尋ねたとき,「身体表現性障害」という答えが返って... はじめに ケースカンファレンスで研修医に鑑別診断を尋ねたとき,「身体表現性障害」という答えが返って驚くことがあるし,雑誌などにおいてすら「身体表現性障害という診断が付いた」という表現を目にしたことがある。言うまでもなく,身体表現性障害とは,いくつかの疾患をまとめた疾患群に対する呼称である。内科学でいえば「膠原病」程度のまとめ方に相当するのであろうか。個々の疾患の診断さえきちんとできれば,あえて「身体表現性障害」という呼称を覚える必要はない。 かつて内科医は「自律神経失調症」という病名をよく用いていた。身体に明らかな病変を認めないにもかかわらず身体愁訴を訴える患者において,精神面については鑑別診断を十分に考えていないにもかかわらず診断が付いたような気になれるという便利さと心地好さがあったようである。しかしこの病名の安易な使用は,背景にあるうつ病などの精神疾患の鑑別をなおざりにし,時に身体疾患