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「郷土料理 高はし」
高橋水産鮮魚部 本間弘行さん 小樽の漁師の家に生まれた本間さんは、小さなころから市場に興味を持って... 高橋水産鮮魚部 本間弘行さん 小樽の漁師の家に生まれた本間さんは、小さなころから市場に興味を持っていた。いつのころからか、威勢良く声をあげ、流通を取り仕切るせり人に憧れるようになった。夢をかなえるため、高校を卒業後、高橋水産に入社した。 しかし、一番初めはせりとは関係のない冷蔵部に2年間配属された。3年目にせりを行う念願の鮮魚部に転属。早くせり人の資格を得て、仲卸や小売店からの信頼を得ようと人一倍動き、先輩の動きをよく観察したという。せりの後は素早く片づけを済ませ、一人場内に残って発声練習を行ったそうだ。 そのかいあって23歳の時に資格を取得。24歳からせり場に上がった。 「せり人は生まれ持ったセンスと、市場の流れを読む力、それとやっぱり努力だ」と語る。 それから13年間せり人として市場に立ち、現在は後輩の指導にあたっている。 「郷土料理 高はし」 高橋水産鮮魚部の本