東電副社長、発送電分離に反論…現体制維持主張 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

東京電力の藤本孝副社長は１２日の記者会見で、政府が検討している電力会社の発電部門と送配電部門を分ける「発送電分離」について、「発電と送配電、販売が一体となって電力エネルギー供給をすることが最良の方法だ」と述べて反論し、電力会社による発送電の一体体制の維持を主張した。 東電は東日本大震災後に計画停電を実施し、電力を安定供給できない事態に陥ったが、藤本氏は「計画停電は総需要に対して供給力が圧倒的に不足したためだ。発送電を分離して計画停電がなくなると言えるだろうか」と話した。 政府は原子力損害賠償支援機構の出資を通じて東電を実質国有化した場合、東電の送配電事業の運営を切り離すことも検討している。

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「発電と送配電、販売が一体となって電力エネルギー供給をすることが最良の方法だ」

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読売新聞｜東電副社長、発送電分離に反論…現体制維持主張