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【文学 回顧2006】混沌に居場所求める : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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【文学 回顧2006】混沌に居場所求める : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
■失われた時代 カフカ賞など海外の文学賞で注目された村上春樹(57)は、今年春に創刊された米の文芸... ■失われた時代 カフカ賞など海外の文学賞で注目された村上春樹(57)は、今年春に創刊された米の文芸誌「A PUBLIC SPACE」でこんな発言をしている。 日本のバブル経済は、米国の1920年代に匹敵する。その意味で、1995年から2005年までの“失われた10年”は、日本にとって決定的な時代だったと思う。その10年間の僕の、そしておそらくわれわれの大きなテーマは、日々の混沌(こんとん)と共存する方法の基礎を築くことにあった――。 「戦後」のどん詰まりを象徴するような空白の10年。それを経た今、失われたあの時間を呼び戻し、あらためて自分の位置を確かめようとする作品が、今年は刊行された。 黒井千次(74)『一日 夢の柵』(野間文芸賞)。村上の言う10年と重なる時期に文芸誌に書き継がれた短編12編には、この間の社会の変容が映っている。「老い」を生きる男の日常を膜のように覆う不機嫌と怯(おび)