日本作家、文化状況を語る パリで書籍展 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

日本が１５年ぶりの特別招待国となるフランス最大の書籍展「サロン・デュ・リーブル」（読売新聞など後援）が、１６～１９日パリで開かれる。 ノーベル賞作家の大江健三郎氏、漫画家の萩尾望都氏ら２０人が招かれ、震災後の文化状況について議論する予定だ。 同展は毎年、１２００の出版社が参加し、会期中に２０万人が集まる。出版関係者のほか一般来場者が作家と交流できる行事も多く、フランスの出版界や作家、読者を結ぶ最も華やかな「ランデブー」だという。 特別招待国の日本は、会場内に特別ブースを設置。本の販売や日仏作家のトークショー、シンポジウムなど４０余りの行事が準備されている。大江健三郎氏とフィリップ・フォレスト氏、詩人の吉増剛造氏とパトリック・シャモワゾー氏など著名な文学者の組み合わせは注目されそうだ。 さらに江國香織、角田光代、綿矢りさの各氏らも参加。源氏物語から村上春樹氏の作品や漫画まで幅広く翻訳されてい