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『一〇〇年目の書体づくり』 大日本印刷著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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『一〇〇年目の書体づくり』 大日本印刷著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
午年(うまどし)の読み初め、はるか百年を見はらす。 秀英体は、大日本印刷が自社で製作した書体の名称で... 午年(うまどし)の読み初め、はるか百年を見はらす。 秀英体は、大日本印刷が自社で製作した書体の名称で、明治時代に職人さんたちがひと文字ずつ彫っていった。躍動的な筆の運びは、読むひとの目の動きをなめらかに誘導し、疲れない。 活字を手作業で拾って製版した時代から、印刷技術はおおきく変化している。 携帯電話やパソコンで見る文章は横書きが主流となり、アルファベットもまざる。新聞や書籍の世界に欠くことのできないクラシカルな存在である秀英体も、デジタル化により持ち味がいかせなくなったり、文字の疲弊が見られるようになっていた。 そこで、誕生から百年を迎えた二〇一二年、平成の大改刻がおこなわれた。そして、百年後に再びこの書体を改刻するひとに手渡すため、作業工程の明確な記録を刊行した。 組織された開発室は、手書きの個性を失なわないように、整えすぎないこと。秀英体らしさを残すために、個人の感覚を抑えること。そ