内陸線とＪＲ直通検討 : 秋田 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

県が試算 改修など１億５９００万円 県は、東北新幹線の新青森延伸で増加が見込まれる観光客を県内に呼び込むため、第３セクター秋田内陸縦貫鉄道（内陸線）とＪＲ奥羽本線の直通運転の検討に入った。県は、直通運転の実現には、ＪＲ鷹ノ巣駅の改修と車両整備に計１億５９００万円が必要と試算している。 県が１０日の県議会建設交通委員会で試算と需要予測を明らかにした。両線は鷹ノ巣駅で接続しているが、乗り入れるためには、ポイント、信号の切り替えが必要で、現状では作業員３人が手動で３０分かけて行わなければいけない。 県は、ポイント、信号を自動化することで、乗り入れにかかる時間を運転士交代の３分のみに短縮することを目指している。そのため、信号機の新設など鷹ノ巣駅の改修に１億４４００万円、内陸線の車両をＪＲの安全基準に合わせるため車両整備に１５００万円かかると試算している。 県は、東北新幹線延伸の「シャワー効果」と直