Ｆ１５タンク事故 防衛相が落下現場視察 : 石川 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

一川防衛相は２２日、航空自衛隊小松基地（小松市）所属Ｆ１５戦闘機の外付け燃料タンクの主要部品が落下した能美市の現場を初めて視察した。小松基地前で記者団の取材に応じた一川氏は、全国の空自基地で自粛されているＦ１５戦闘機の飛行訓練について「今月中には何とかしたい」と述べ、燃料タンクを外した状態での再開を検討していることを明らかにした。 一川氏は、同日午前、能美市山口町の県翠ヶ丘浄化センターを訪問。井筒俊司・基地司令から敷地内の下草を刈り取って細かい破片の捜索を続けていることや、タンク内の燃料の残量をチェックする「タンクユニット」と呼ばれる部品が未回収であることなどについて説明を受けた。 その後、小松基地前で記者団の取材に応じた。一川氏は７日の事故発生以降、訓練が中止されていることに触れ、「パイロットの技量低下の懸念がある」などと説明。 そのうえで、事故後、領空侵犯の恐れのある外国機に対する緊急

[emiladamas]

緊急発進をタンクを付けずに約３０回行ったことを挙げ、「タンクを外しても戦闘機としての機能は果たせる。機体本体の点検は終えており、タンクを外しての飛行の判断はそろそろしないといけない」と述べた。