矢板市長「一定の評価」 最終処分場候補地再選定 : 栃木 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

高濃度の放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設問題で、環境省は２５日、矢板市を候補地とした選定をやり直すと発表した。今後は他市町を含めた会議などで意見をまとめる。だが、県内に仮置きされた指定廃棄物はすでに当初見込み量を上回る。さらに、意見集約に時間がかかれば、最終処分場の建設がずれ込む恐れもある。また、環境省は矢板市も選択肢として残すとしており、地元の受け止めも複雑だ。（植竹侯一、佐藤範明） ■矢板は複雑 「市町村とのコミュニケーション不足」「専門家の関与が不十分」――。井上信治環境副大臣は同日の記者会見で、民主党政権下での選定経過に問題があったとの認識を示した。 新たな選定方法では、専門家による検討会と市町村長会議を新設して意見を聞き、候補地の地盤や地下水の調査などで絞り込んでいく。ただ、矢板市をその対象からは除外せず、井上副大臣は「似通った結果になる可能性も否定できない」とした。同

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