東芝、米電力会社に４１２９億円支払いで合意 : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

東芝は１０日、原子力発電子会社だった米ウェスチングハウス（ＷＨ）が進めていた原発２基の建設事業を巡り、発注した米電力会社サザン電力に３６億８０００万ドル（約４１２９億円）を支払うことで合意したと発表した。 東芝は５月に公表した業績見通しで想定していた支払額の範囲内で、業績への影響はないと説明している。 東芝は、ＷＨが負担する建設費用を出せなくなった場合、債務を保証する契約をサザン電力と結んでいた。今回の合意で東芝は２０１７年１０月から２１年１月までの間に分割で支払うこととし、サザン電力は今後、追加の請求をしない。 ＷＨは、米スキャナ電力からも原発２基を受注しており、東芝は債務保証を巡る協議を続けている。

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“東芝は、ＷＨが負担する建設費用を出せなくなった場合、債務を保証する契約をサザン電力と結んでいた”