ｉＰＳ細胞の生命倫理問題はありますか？ : COME ON ギモン：その他 : Biz活 : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

自分と同じ遺伝子を持つヒト（クローン）誕生の可能性があり、悪用されないための倫理基準を社会が作る必要があります。 ２０１２年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸弥・京都大学教授が発明したｉＰＳ細胞（新型万能細胞）は、神経や心臓などのさまざまな細胞に変化できる能力を持った幹細胞の一種で、同じ幹細胞のＥＳ細胞（胚性幹細胞）と比較すると生命倫理上の問題がないとされています。 ＥＳ細胞は、卵子と精子の受精後５～７日程度経過したヒトの胚（胚盤胞）の内部から取り出された細胞（内部細胞塊）を培養して作製します。さまざまな細胞に変化できる能力と、ほとんど無限に増殖する能力を持っていることから、再生医療への応用が期待されています。 しかし、赤ちゃんとなりうるヒトの生命の胚を破壊していいのかという倫理上の問題がつきまとっています。人間の尊厳に抵触するのではないかという危惧です。 この倫理問題をクリアしたの

[e-domon]

iPS細胞から生殖細胞を誘導して受精させた場合はクローンにはならないよ。それに、ヒトのクローン自体には倫理的な問題はない（例：一卵性双生児）。問題の所在はクローン化を行うの際の「意図」だよ。