「福島市長は山形に」の神戸大・山内教授が謝罪 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

神戸大の山内知也教授（放射線計測学）が講演会で「福島市長は山形市から通っている」と発言し、瀬戸孝則・福島市長が抗議していた問題で、山内教授は９日、福島市役所を訪れ、直接謝罪した。 市によると、山内教授は２月１８日、大阪市での講演で「福島市長は山形市に住んで、公用車で毎日、福島市に通ってきています。（なのに）避難は考えていない、除染だ除染だ、と言っているんです」などと話した。 弁護士を伴って市役所を訪れた山内教授は瀬戸市長に対し、「私の虚偽発言で放射能対策に悪影響を及ぼし、福島市民を混乱させ、心から深くおわびいたします」と陳謝し、深々と頭を下げた。瀬戸市長に手渡した謝罪文では、「全くうかつにも真実と思いこんでしまった」「客観的事実を何よりも重視すべき研究者として深刻に反省している」と陳謝している。 瀬戸市長は「山内先生の対応は早く、誠意ある態度だった」と述べ、謝罪を受け入れる考えを示した。

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