阪急梅田高架下の古書店街、人つなぎ40年 : ニュース : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

阪急梅田駅の高架下に１３店舗が並ぶ、西日本最大級の古書店街「阪急古書のまち」（大阪市北区）が開業４０周年を迎えた。飲食店が集まる「阪急かっぱ横丁」に隣接し、ＪＲ、私鉄、地下鉄の主要駅も徒歩圏内。専門書を求めて近畿各地から集まってきた研究者同士が一緒に酒場に繰り出すなど、交流を育む場ともなってきた。今月、各店で取り扱う約３０００点を披露する記念目録を刊行。店主らは「古書の魅力に改めて目を向けてもらえれば」と期待を込めている。 大阪市内では戦前、日本橋（中央区、浪速区）を中心に、東京・神田に比肩する古書店街があった。８０店舗余りが集まっていたが、１９４５年３月の大阪大空襲で焼失してしまった。 それから３０年。阪急電鉄創業者・小林一三の「大阪に再び古書店街を」という遺志を受け、高架下の空間を有効利用する構想が浮上。同市内の古書店主・中尾堅一郎さん（故人）が出店者を募り、１９７５年１２月１日、東京

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“「阪急古書のまち」”