自然の中で暮らす生粋のフォークシンガー…南こうせつさん（１） : 青春グラフィティー : 生き方！私流 : 新おとな総研 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

「神田川」を始めとする生活感のあふれる曲でフォークの一時代を築いた「かぐや姫」をリードし、ソロになってからも「夢一夜」などのヒット曲を生み、現在も年間約６０回の公演をこなす南こうせつ。６０歳を過ぎても声は衰えを知らず、情感豊かに歌い上げる。日本を代表するシンガー・ソングライターの一人だ。私生活では、デビューから５年で東京を離れ、富士山麓へ。さらに今は大分県に住まいを移し、自然が豊かな土地で暮らす。自分のペースできっちり生き抜いている「おいちゃん」のストーリーをお届けする。 ギターを持って思いをぶつけて共感する快感がフォーク １９６０年代、ビートルズはロックンロールやリズム＆ブルースの世界を広げ、アメリカのフォークの世界では、ボブ・ディランやサイモンとガーファンクルが登場し、新しい詩やメロディーが生まれていた。大分市の禅寺で４人兄弟の末っ子として生まれた高節（こうせつ）さんは、合唱部の部長

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